「部屋を広く見せたい」「リラックス感のあるリビングにしたい」
そう思ってソファを探していると、必ず候補に上がるのがローソファーです。
圧迫感がなく、おしゃれなインテリア事例でもよく見かけますよね。
でもせっかく買ったのに、座り心地が悪くて使わなくなったらどうしようと不安になっていませんか?
この記事では、なぜローソファーが「しんどい」と言われるのか、そのリアルな理由と後悔しないための選び方やしんどいときの対策を徹底解説します。
なぜ「ローソファーはしんどい」と言われるのか? 3つの主要な理由
「しんどい」という感覚は、単なる気分の問題ではありません。
ローソファー特有の構造が生み出す、身体的・環境的な負担が原因です。
理由①:【身体的理由】立ち座りの負担と「腰へのダメージ」
これが最も多くの人が感じる「しんどさ」の正体です。
一般的なソファの座面高(40cm前後)に比べ、ローソファーは床に近い位置に座ります。
そのため、立ち上がる際には深いスクワットのような動作が必要になります。

「よいしょ」と勢いをつける必要があり、膝や腰に大きな負荷がかかります。
また、足を投げ出して座る姿勢になりやすいため、骨盤が後ろに倒れ猫背になりがちです。
この姿勢が続くと、腰痛の原因となり、「長時間座っているとなんか疲れる」という感覚につながりますよ。
理由②:【環境的理由】「底冷え」とホコリの問題
「冬場になんだか寒い」と感じるのもローソファーあるあるです。
冷たい空気は部屋の下の方に溜まる性質があるため、床に近いローソファーは、通常のソファよりも体感温度が下がります。
また、床に近いということは、それだけ床のホコリやハウスダストに近い場所で呼吸をすることになります。
敏感な方は、なんとなく落ち着かないと感じる原因になるかもしれません。
理由③:【メンテナンス】掃除機がかけにくいストレス
日々の家事で感じる「しんどさ」です。
脚のないフロアタイプや脚が短いローソファーは、掃除機やルンバなどのロボット掃除機が下に入れません。
ソファの下を掃除するためには、毎回ソファを持ち上げたり動かしたりする必要があります。
これが億劫になり、掃除がおろそかになったり、動かす重労働自体がストレスになってしまうのです。
ローソファーを買って「後悔する人」と「満足する人」の違い
ローソファー自体が悪いわけではありません。
「使う人のライフスタイルや体調」との相性がはっきり出る家具なのです。
あなたはどちらに当てはまるかチェックしてみてください。
😢 こんな人はローソファーをやめておこう(不向き)
😊 こんな人にはローソファーが最強(向いている)
「しんどさ」を軽減する3つの対策
しんどさを軽減する方法を3つ解説します。
少しの工夫で快適さは劇的に変わります。
対策①:背もたれ・クッションで「高さ」と「硬さ」を調整する
沈み込みすぎる柔らかい座面は、お尻が安定せず腰痛の大きな原因になります。立ち上がる際も踏ん張りが効きません。
硬めのシートクッションや高反発座布団を敷いて座面を実質的に高くし、かつ沈み込みを抑えましょう。
お尻の位置が数センチ上がるだけでも、股関節への負担は減ります。
また、背もたれにクッションを挟んで骨盤を立てるように座るのも有効です。
背中と背もたれの隙間を埋めることで、猫背になりがちなローソファーでも正しい姿勢をキープしやすくなります。
対策②:ラグやマットで「底冷え」と「底つき感」を防ぐ
足元の寒さ対策には、厚手のラグや断熱シート(アルミシートなど)をソファの下や足元に敷くのが効果的です。
特に冬場の床冷えは、低い位置にいるほど直撃します。
また、低反発などのふかふかのラグを組み合わせれば、ソファからずり落ちて、床でゴロゴロする際も体が痛くなりません。
「ソファ+床」全体を一つのくつろぎスペースとして拡張することで、ローソファーならではの「床生活」のメリットを最大限に活かせますよ。
対策③:継脚(つぎあし)で高さを変えるという選択肢
もしお使いのソファに脚がついている(ねじ込み式などで取り外し可能)タイプなら、市販の「家具用継脚(つぎあし)」を使って高さをカスタマイズする方法がありますね。
たった5cm高くなるだけでも、膝の角度が緩やかになり、立ち上がりの楽さは驚くほど変わりますよ。
「あと数センチあればルンバが通るのに…」という掃除の悩みも、これで解決できることが多いです。

ただし、購入の際はネジの直径や脚の形状が合うかグラつきがないかなど、安全性を必ず確認してください。
これから買うなら!「疲れないローソファー」の選び方
これから購入を検討している方は、以下のポイントを押さえて選べば失敗を防げます。
デザインだけで選ぶと後悔しやすいポイントを、機能面からしっかり見極めましょう。
座面は「硬め」を選ぶ
ローソファーにおいて、包み込まれるような「ふかふかな座り心地」は要注意です。
一見気持ちよさそうですが、座面が低い上に沈み込むと、お尻が膝よりも低い位置に落ち込んでしまいます。

立ち上がる際に強烈な負荷が足腰にかかり、毎回「どっこいしょ」と気合を入れなければなりません。
おすすめは高反発ウレタンなどを使用した、しっかりとした反発力のある座面です。
体が沈み込みすぎないため、骨盤が安定しやすく、長時間座っていても疲れにくいのが特徴です。
また座面がフラットに保たれるため、寝転がったときもベッドのように快適に過ごせますよ。
「ハイバック」または「ヘッドレスト付き」を選ぶ
座面が低いローソファーは背もたれも低いものが多く、背中全体を支えきれないことが「しんどさ」の一因になります。
座面は低くても、背もたれが高いハイバックタイプなら、頭まで預けられるので首や肩への負担が減り、リラックス度は格段に上がります。

映画鑑賞や読書など、長時間同じ姿勢で過ごす人にはおすすめです。
もし「ハイバックだと部屋の圧迫感が気になる」という場合は、必要な時だけ取り付けられるヘッドレストをオプションで追加できるソファを選びましょう。
普段は外しておいて部屋を広く見せ、くつろぐ時だけ差し込んで使うという「いいとこ取り」ができますよ。
メンテナンス性を確認する
長く快適に使うためには、日々の管理のしやすさが重要です。
以下の3つの機能をチェックリストとして活用してください。
おすすめする「しんどくない」ローソファー3選
ここまで解説した「硬さ」「高さ」「メンテナンス性」の観点から、具体的におすすめできるモデルを3つ厳選しました。
【硬さ・品質重視】NOYES「Decibel Standard 3人掛け片ひじ」
「座面の硬さ」で選ぶなら、まず候補に入れたいのが国産ソファブランドNOYESのDecibelシリーズです。
座面・背もたれの下層に高密度チップウレタンを積層しており、かなりしっかりめの硬め設計です。

沈み込みが少ないため姿勢が崩れにくく、腰への負担を最小限に抑えられますよ。
へたりにくい構造で長く愛用でき、サイズオーダーや張地選択も豊富なため、リビングの主役として間違いのない一台です。
座面が低めでも立ち座りがしやすく、まさに「しんどくない」ローソファーの筆頭ですね。
【掃除のしやすさ重視】クラスティーナ「Lire」ローソファ
「ロータイプがいいけど、掃除も楽にしたい」という方には、クラスティーナのLireシリーズがおすすめです。
座面高は33cm前後と低めながら、しっかりとした脚が付いているため座面下が空いています。

これにより、掃除機やルンバが通りやすく、湿気もこもりません。
ユーザーからは「低めで座りやすく、ほど良い硬さで心地よい」と評価されています。
圧迫感を出しにくいデザインなので、ペットのいるご家庭でも清潔に扱いやすいモデルです。
【ハイバック・ペット重視】タンスのゲン「ハイバック フロアソファ」
「首までしっかり支えたい」「ペットのために段差をなくしたい」というニーズに応えるのがタンスのゲン「ハイバック フロアソファ」。
座面高約24cmという床に近い低さでありながら、全高約88cmクラスのハイバック仕様を実現しています。

床座りに近い感覚で足を伸ばしつつ、頭まで預けてリラックスできます。
分割配置ができるためレイアウトの自由度が高く、和室やこたつとの相性も抜群。
在宅時間が長く、とことんダラダラしたい人に最適です。
まとめ:自分のスタイルに合えば、ローソファーは快適な相棒になる
「ローソファー=しんどい」と言われる背景には、「立ち座りの負担」や「姿勢の崩れ」といった明確な理由がありました。
しかし、部屋を広く見せる効果や、床に近い安心感はローソファーならではの大きな魅力です。
流行りや見た目だけで選ばず、ご自身の体調やライフスタイルに合わせて「無理なく過ごせるか」を基準に選んでみてくださいね。
最後に失敗しないローソファーを改めてまとめました。
あなたの優先順位に合わせてチェックしてみてください。


